フラット35適合証明 クオス横浜日限山審査のレポート

クオス横浜日限山

今回のフラット35の適合審査は「クオス横浜日限山」です。所在はその名の通り、港南区の日限山にあります。クオス横浜のシリーズの命名の仕方は基本的にその地域をつけるようですね。いままでクオスシリーズの物件を多数担当してきましたがその名称の付け方には地域名の共通点が有りました。 

とにかく「クオス横浜日限山」。平成18年の築なのでまだ13年程度の比較的新しいマンションでした。市営地下鉄ブルーラインの下永谷駅から200m程度の至近距離にあり、道程も比較的フラットなので通勤にもとても便利な立地です。外観はダークグレーの重厚そうな色合いで高級感が漂います。

当日は朝から雨が降っていました。この現場審査は審査に当たっての小道具が必要です。例えば水平や垂直を図る機器や戸建の場合では脚立も必要とすることから多数の小道具が必須です。なので車は欠かせません。そのために現地での駐車に苦労します。古い大型の分譲マンションの場合には比較的ゆったりと建てられていて敷地に余裕があるために、空きスペースを探すことはそれほど難しくは有りませんが、最近のマンションはセキュリティがシッカリとしていて、余分な駐車スペースはほとんどありません。

至近距離にコインパーキングがあれば利用しますが、大型のマンション近傍にはそのようなコインパーキングが無いことが多く、仕方なく違法駐車でひやひやしながら現地調査を行っていることが実情です。このマンションもその典型例で部外者の為の駐車ペースは有りません。全面道路の比較的余裕のあるところに車を止めてはじめました。

フラット35Sの内部現地調査

クオス横浜日限山

提供していただいた鍵でオートロックを解錠して建物内部に入ります、地下1階・地上5階建て、総戸数69戸のこのマンションは比較的大型で、中庭が設けてあり、5階建ての低層は外部の光を十分に取り込める配置になっていました。エレバーターで対象階に上がり、外部の共用廊下を水平移動して目的の対象住宅へと向かいました。

共用廊下はノンスリップ処理を施した長尺シートが張り込んであって高級感があります。対象住宅は東南の角部屋なので廊下の突き当りから入室します。南面のバルコニーは奥行きが1.7mあるのでとても広く、角部屋のためにバルコニーが3箇所設置されていました。

早速に調査開始です。まず基本事項のチェックから入ります。この住宅は4LDKのマンションで部屋数が多いので全ての部屋の漏水跡/床・壁の水平垂直/建具の開閉状況を確認します。次に通水状態と排水に滞留が無いこと・通電状態・換気扇の風圧確認と行いました。そのいずれも問題は有りません。 今回は金利タイプBプランのフラット35Sの要件が追加になり、浴室の手摺の設置を確認しました。 内部の要件は全てクリアーしました。

南側のバルコニーに掃きだしサッシを空けて確認します。広大なバルコニーには防滑性の防水シートが張ってあります。床面と掃き出しサッシ下端の防水状況・サッシと外壁の防水シールの確認、手摺金物や物干し金物の取り付け状況の確認を行い、そのいずれにも問題が無いことが確認できました。この物件はフラット35のSの用件も含め全ての項目に適合していることが証明できました。

フラット35と住宅ローン減税はセットで考えましょう

フラット35を利用する場合では必ず住宅ローンを組むことになります。
せっかく長期固定金利のフラットなのに、国が認めている住宅ローン減税が
使えないことになったら、大損をします。

まれに仲介会社の営業マンでも意外と優遇税制のことを知らないことがあります。
「耐震基準適合証明」を取得しないままに登記をしたら、後戻りできません。
泣きを見ないためにも、登記前に必ず「耐震基準適合証明」を取得しておきましょう。

「耐震基準適合証明」の効果はは住宅ローン控除だけではありません。
登記費用減税・不動産取得税・固定資産税減税・地震保険の保険料割引など多くのメリットがあります。

当事務所では、「フラット35適合証明」と併せて「耐震基準適合証明」も取り扱っております。

「耐震基準適合証明」は新耐震への適合を証明するものですが、旧耐震でも条件付で証明書の発行が可能です。
詳しくはお問い合わせください。



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