フラット35 適合証明　 ランドシティ鷺沼サレジオ通り

今回の依頼主は東京の不動産仲介会社様です。　正月明けの7日に金消予定で、それまでにフラット35の適合証明書が欲しいとの緊急要請でした。　まだ正月気分が覚めやらぬときでしたから慌てました。　書類審査をパスして現地での最終確認で合格になって初めて発行の為の手続きに入れるので、時間的な余裕は有りません。

メールにて審査の為の必要書類を受理して早速書類審査に入ります。幸に特に問題は有りません。今回は金利タイプＢプランのフラット35Ｓがお望みだそうで、その要件としては浴室の手摺が付いていることが必要です。現状は手摺は設置済みとのことで、早速に緊急出動です。当日は正月明けの4日の午後でした。　午後から早めに出動したかったのですが、かかりつけの医者に予約が入っていて、午前中の診察予定がこのクリニックでも大混雑。結局診察が終わって事務所を出動したのが15時になってしまいました。

マンションの所在地は、川崎市宮前区の鷺沼です。クランツ事務所の所在は横浜市金沢区です。いつものことですが、行き先は初めてのことがほとんどなので、カーナビ頼みです。　目的地は川崎市宮前区でカーナビをセットして出発しました。何となくいやな予感がしたのですが、かなり不経済な遠回りで誘導します。大きく迂回したうえに途中で渋滞もあり、現地到着は17時前になってしまいました。道を覚えてくると、カーナビの誘導のレベルが低いことが分かってきます。　最近では出来るだけ自分の知識とカーナビの能力を合同で利用するようにしています。

現地調査は夜になるも問題なく審査は終了

時間が夕刻になってしまいましたが、建物の外観撮影にはリミットの時間でセーフでした。時間が遅くなると光量が少なくなるので写真撮影に問題があります。なので現地到着は出来るだけ15時をめどにしていますが今回はしかたがありません。　このマンションは築年数は比較的浅く12年程度の経年で、外観もまだきれいです。構造クラックやエフロレッセンス等の瑕疵は見受けられません。管理状況は良好でした。

住居の内部調査のためにマンションの中に入らなければなりません。そのために鍵が必要で、鍵はキーボックス管理がされていて、外部の所定の位置にキーボックスが確保されていました。しかしながらボックスの解錠に手間取り、スタンバイできたのはそれから30分も経過してしまいました。

なにはともあれ、玄関キーを確保して早速入場です。築年数の浅いマンションのためにセキュリティが掛かっていて玄関キーで解錠して内部に入ります。玄関ドアもダブルロックではありますが、このドアは一つの鍵で上下のキーを解錠できるタイプでした。ダブルロックにも二種類あって、上の鍵と下の鍵がそれぞれ異なる場合もあります。要するに玄関ドアは二つの場合があるのですが、このマンションの場合では一つの鍵で上下の二つの鍵を解錠できましたから使い勝手はいいですね。

内部調査は、夕刻になったので電源を入れて夜間の調査となってしまいました。占有面積は85㎡ほどの３ＬＤＫです。八角形をした特徴的なリビングは広くて使い勝手はよさそうです。リニューアルはしていませんが、とてもキレイに使用していたようす。　床の倒れ・壁の倒れ、給排水の状況・換気扇の作動状況に問題がないことを確認です。　今回は金利Ｂプランのフラット35Ｓの要件である浴室手摺の設置状況を確認します。ユニットバスの壁に水平に手摺が設置してありことを確認できました。

とても緊急な審査になってしまいましたが、全ての要件が適合していることが確認できました。適合証明書とその関連書類も週明けには納品することが出来ました。

フラット35を利用する場合では必ず住宅ローンを組むことになります。
せっかく長期固定金利のフラットなのに、国が認めている住宅ローン減税が
使えないことになったら、大損をします。

まれに仲介会社の営業マンでも意外と優遇税制のことを知らないことがあります。
「耐震基準適合証明」を取得しないままに登記をしたら、後戻りできません。
泣きを見ないためにも、登記前に必ず「耐震基準適合証明」を取得しておきましょう。

「耐震基準適合証明」の効果はは住宅ローン控除だけではありません。
登記費用減税・不動産取得税・固定資産税減税・地震保険の保険料割引など多くのメリットがあります。

当事務所では、「フラット35適合証明」と併せて「耐震基準適合証明」も取り扱っております。

「耐震基準適合証明」は新耐震への適合を証明するものですが、旧耐震でも条件付で証明書の発行が可能です。
詳しくはお問い合わせください。