フラット35藤沢市辻堂の戸建て審査のレポート

藤沢市辻堂の戸建て

今回のレポートは、藤沢市の辻堂の戸建て2階建てのフラット35適合証明の審査です。 所在はJR辻堂の駅から徒歩で5分程度の市街地にあり、湘南らしく市街地といえ高層のマンションはそれほど目立ちません。 
この住宅は市街地の中央から少しばかり離れた清閑な住宅街にありました。今回の審査の要請は、湘南方面のフラットや耐震基準の適合証明書でお世話になっている地元の不動産仲介会社様からです。

調査の行程は、横浜市金沢区の事務所から環状3号で港南台を経由して戸塚付近で横浜新道に乗りました。
以前では原宿の交差点が慢性的な渋滞状況でしたが、国道をトンネル化して立体交差としたことで渋滞状況は大きく改善されました。それでも若干の渋滞は発生しています。
ここを短時間で通過して直進し、藤沢の城南付近で辻堂の市街地に向かいました。 本日の行程は比較的スムーズでした。

対象住宅は木造の2階建て戸建てです。築21年の延床面積が90㎡程度のきれいな住宅でした。
建物のレイアウトはとてもシンプルで耐震的には期待のできる配置です。 
間取りレイアウト上の特徴としては、2階にキッチンを設けていることでしょうか。 
15畳のリビングと一体となってとても使い勝手がよさそうです。



藤沢市辻堂の戸建て

早速現地調査を開始します。まずは外部の検査から。 
フラットの検査で外観上の必須項目としてまずは基礎の高さのチェックです。
築10年未満では40センチ、10年以上で30センチ以上となっています。この住宅は40センチ程度ありましたので問題なくクリアーです。
戸建てのフラット現地審査で一番NGの出やすい部分です。どう計測しても30センチに満たない場合が少なく有りません。

その他の外部確認として、床下換気口の設置と小屋裏換気口の設置です。
床下換気口についてはこの住宅は比較的新しいので床下換気口不要の構造でOKでした。
小屋浦換気口についても一般的な換気口ではなく、屋根トップからの換気をするタイプでOKでした。 
そのたの外壁のクラックやシールの劣化状況も問題ありませんでした。

内部についての必須事項は、床下点検口と天井点検口が設置されていることが必要です。
これが設置されていない建物はその内部の検査が出来ないことからNGとなりますが、この住宅はそのどちらも
設置されておりました。 
床下点検口からは外部からの漏水チェックと木材の腐朽がないことを確認します。 
天井点検口では2階の小屋裏(屋根と天井の間)に漏水がないことを確認します。 そのどちらも特に問題はないことを
確認しました。その他、床や壁のゆがみや水道の赤水チェック・換気扇の風量チェックを行いました。 そのいずれも適合していました。

この住宅ではフラット35のSで申請されていることから、その要件としてのバリアフリーの一つである手摺の設置状況を確認しました。
浴室と階段に手摺が付いていることが条件です。

この住宅は書類審査は当然のことながら、現地検査においても全ての項目に適合していることが出来ましたので、フラット35Sの
適合証明書を発行できる物件でした。 依頼主様、営業担当者様、有難うございました。

フラット35と住宅ローン減税はセットで考えましょう

フラット35を利用する場合では必ず住宅ローンを組むことになります。
せっかく長期固定金利のフラットなのに、国が認めている住宅ローン減税が
使えないことになったら、大損をします。

まれに仲介会社の営業マンでも意外と優遇税制のことを知らないことがあります。
「耐震基準適合証明」を取得しないままに登記をしたら、後戻りできません。
泣きを見ないためにも、登記前に必ず「耐震基準適合証明」を取得しておきましょう。

「耐震基準適合証明」の効果はは住宅ローン控除だけではありません。
登記費用減税・不動産取得税・固定資産税減税・地震保険の保険料割引など多くのメリットがあります。

当事務所では、「フラット35適合証明」と併せて「耐震基準適合証明」も取り扱っております。

「耐震基準適合証明」は新耐震への適合を証明するものですが、旧耐震でも条件付で証明書の発行が可能です。
詳しくはお問い合わせください。



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