フラット35適合証明 サンビームヒルズ西菅審査のレポート

サンビームヒルズ西菅

今回の審査対象住宅は、「サンビーム西菅」です。所在地は川崎市の多摩区菅北浦四丁目です。依頼主は東京の八王子市に営業店舗を持ち、東京の三多摩地区をメインに事業展開をしている不動産会社様です。東京の多摩地区の物件で数回のお手伝いをしてきました。

今回はこのフラット35と合わせて、「耐震基準適合証明書」のご依頼も受けています。 開発主体は川崎市住宅供給公社で、構造規模は鉄筋コンクリート造5階建てになります。1987年12月に川崎市住宅供給公社が分譲した3棟のうちの1棟です。

最寄り駅は京王電鉄の稲田堤が最短でその近くにも南武線の稲田堤駅もあります。京王稲田堤駅からは直線寄りで南方へ1キロ程度の距離にあり、少しばかり頑張れば徒歩圏といえるでしょう。静かな住宅地に建つ白い外観には、低層住宅の落ち着きとヴィンテージの趣があり、季節の植栽がその存在感を引き立てています。

サンビームヒルズ西菅の周辺は、かつて川崎市が開発した集合住宅や戸建てが集まる住宅地で、半径500m圏内の近隣に毎日の買物に欠かせないスーパーや、遊具のある西菅公園、川崎市多摩スポーツセンター温水プール、小学校などが点在し、子育て世帯も暮らしやすい環境が魅力といえます。

対象の4号棟は平静元年に築造されました。 施工会社は株式会社間組で、5階建て40戸の中規模マンションです。このマンションは5階建てですが、珍しくスキップフロアーのエレベーターが設置されています。少し変わったエレベータ委設置方式で、4階のみの停止階で、この停止階だけに北側の開放廊下が設置され、5階・3階の居住者は廊下で横移動して階段室で自分の居住階に上下移動する方式です。

この時期に流行したスキップフロアー型の方式で、普通のエレベーター付きの外廊下タイプと壁式構造によくみられる階段室タイプの折衷案の形をしていました。

住居内部は、専有面積が75㎡で3LDKです。対象住宅は5階なので、4階までエレベーターで上がり、廊下で横移動して階段にて5階に上がってくるので、北側に廊下が無くバルコニーが設置されています。この北側バルコニーがエレベーター設置階の4階の住宅にはありません。そこには横移動のための開放廊下があるからです。

内部調査では、すべての項目がクリアーしていました。金利タイプBプランのフラット35Sのための浴室手すりも確認出来て、すべての検査項目が問題なく合格をしました。 関係者の皆様、ありがとうございました。

フラット35と住宅ローン減税はセットで考えましょう

フラット35を利用する場合では必ず住宅ローンを組むことになります。
住宅ローンを組めば当然住宅ローン減税を利用すると思います。
でも待ってください!もしかしたらあなたの購入希望住宅は住宅ローン減税が使えないかも知れませんよ!

住宅ローン減税や登記費用減税が利用できるのは下記の場合に限られます。
①戸建の場合では築20年未満の住宅
②マンションの場合では築25年未満の住宅

上記を経過した住宅はそのままでは住宅ローン減税や登記費用減税が利用できないのです。
せっかく長期固定金利のフラットなのに、国が認めている住宅ローン減税が
使えないことになったら、大損をします。

まれに仲介会社の営業マンでも意外と優遇税制のことを知らないことがあります。
「耐震基準適合証明」を取得しないままに登記をしたら、後戻りできません。
泣きを見ないためにも、登記前に必ず「耐震基準適合証明」を取得しておきましょう。

「耐震基準適合証明」の効果はは住宅ローン控除だけではありません。
登記費用減税・不動産取得税・固定資産税減税・地震保険の保険料割引など多くのメリットがあります。

当事務所では、「フラット35適合証明」と併せて「耐震基準適合証明」も取り扱っております。

「耐震基準適合証明」は新耐震への適合を証明するものですが、旧耐震でも条件付で証明書の発行が可能です。
詳しくはお問い合わせください。



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