フラット35適合証明 レゾンロイヤル相模大塚審査のレポート

レゾンロイヤル相模大塚

今回の案件は「レゾンロイヤル相模大塚」。相模大塚の名称ですが、所在地は大和市の桜森二丁目にあります。桜森の書体や響きはとても素敵に感じるのですが、相模大塚のネーミングです 所在地は桜森ですが、最寄の駅が相鉄線の相模大塚で、徒歩で5分とかからない至近距離にあります。

依頼人は、横浜市中区に営業店舗を構える不動産会社者様からでした。初めてのご依頼で弊事務所のウエブサイトからのお問い合わせとご依頼でした。

1997年に竣工していますから築年数では22年程度が経過しています。 12階建ての鉄骨鉄筋コンクリート造で世帯数は39個の中規模マンションです。 外装は45二丁のタイル張りでその色はベージュ系・ライトブラウン系・ライトグレー系の三種類をランダムに張っています。 このマンションの外装タイルはバルコニーの内壁までタイルが張りこんであります。コスト削減のためバルコニーはタイル張りから塗装仕上げにグレードダウンしているケースが多いですが、このマンションはシッカリとお金をかけていました。

現地調査

レゾンロイヤル相模大塚

さて現地調査です。 前述の通り、外壁は総タイル張りで落ち着いた色調です。構造クラックやエフロレッセンスも目視できる範囲では確認できません。躯体の状況は健全でした。

エントランスからセキュリティを解除してエントランスホールの内部に入ります。エレベーターにて所定の階に上がり、開放廊下を移動して玄関に至ります。この開放廊下の落ちこの部分にもシッカリとタイルが張られています。開放廊下の床・階段の床にはノンスリップの表面加工が施されている長尺シートが張り込んであり、経過年数よりも新しく感じるほどでした。

玄関ドアをキーにて解錠し内部に入ります。 電源ブレーカーをオンにして調査開始です。 このマンションもフルリノベーションが施されています。床・壁・天井などの内装はもちろん、ドアや収納家具も全て新規にされていて、システムキッチン・ユニットバス・洗面化粧台・トイレユニットなどの水周りも全て最新型に取り替えてありました。毎回書いていますが、この状態で内部だけ見るとまるっきり新築マンションです

全ての部屋の漏水確認・床や壁の傾斜の確認・建具の開閉確認を行います。異常は有りません。ベランダの外装タイルの確認や床の健全性、排水ドレインの状態と手摺金物や物干し金物の設置状況も問題は有りません。

フラットの要件は全てにおいて適合状態であることが確認できましたが、金利タイプBプランのSには適合していませんでした。その旨を依頼人に報告すると手摺の追加設置でSに適合させて欲しいとのことで、現地調査は終わりました。 後日に新たにユニットバス用の後付けてすりの設置工事を行い。はれてSに適合することが出来ました。

中古マンションの金利タイプBプランのSの要件は、①床の段差解消・②浴室手摺の設置・③窓のペアガラス の三点がありますが、あと付けで適合状態に出来るのは②浴室手摺の設置だけです。今回もこの方法でSに昇格することが出来ました。

フラット35と住宅ローン減税はセットで考えましょう

フラット35を利用する場合では必ず住宅ローンを組むことになります。
住宅ローンを組めば当然住宅ローン減税を利用すると思います。
でも待ってください!もしかしたらあなたの購入希望住宅は住宅ローン減税が使えないかも知れませんよ!

住宅ローン減税や登記費用減税が利用できるのは下記の場合に限られます。
①戸建の場合では築20年未満の住宅
②マンションの場合では築25年未満の住宅

上記を経過した住宅はそのままでは住宅ローン減税や登記費用減税が利用できないのです。
せっかく長期固定金利のフラットなのに、国が認めている住宅ローン減税が
使えないことになったら、大損をします。

まれに仲介会社の営業マンでも意外と優遇税制のことを知らないことがあります。
「耐震基準適合証明」を取得しないままに登記をしたら、後戻りできません。
泣きを見ないためにも、登記前に必ず「耐震基準適合証明」を取得しておきましょう。

「耐震基準適合証明」の効果はは住宅ローン控除だけではありません。
登記費用減税・不動産取得税・固定資産税減税・地震保険の保険料割引など多くのメリットがあります。

当事務所では、「フラット35適合証明」と併せて「耐震基準適合証明」も取り扱っております。

「耐震基準適合証明」は新耐震への適合を証明するものですが、旧耐震でも条件付で証明書の発行が可能です。
詳しくはお問い合わせください。



疑問なことなどがございましたら、下記からご遠慮なくどうぞ!

     電話からの申込み・お問い合わせは  090-8689-1306 河上
     専用フォームからの申込み・お問い合わせはコチラ



このページの先頭へ