フラット35適合証明 リブセ横浜ルーアクララ審査のレポート

リブセ横浜ルーアクララ

今回の対象は「リブセ横浜ルアークララ」です。横浜市の中心地中区に位置します。平成16年築で築年数は15年程度の比較的新しいマンションです。構造規模は、鉄筋コンクリート造9階建てで地下鉄長者町から200m程度の至近距離にあります。

築15年程度だから、自動的に登記費用減税や住宅ローン減税が利用できます。フラット35の融資を受けるのですから当然住宅ローンを利用するでしょうから、住宅ローン減税は必須でしょう。それがコンクリート造のマンションなら築25年未満なら自動的に利用できるのです。

依頼人は横浜市西区南幸に事業所で展開している不動産仲介会社様でした。今回が初めてのご依頼です。クランツ事務所のHPから依頼をしていただけました。適合証明書の発行希望日がとてもタイトで、スケジュール調整に気を使いました。

フラット35と住宅ローン減税はセットで考えましょう

リブセ横浜ルーアクララ

さて現地調査です。
弊事務所からは同じ市内でも割と至近に位置する現地まで車で30分程度で到着です。さすがに市街地に建立されたマンションです。すぐ近くは商業地域が隣接していますから当然駐車スペースは有りません。さらにこの地域は道路が一方通行指定が多く、入り方を間違うとはるか遠くまで迂回して帰ってこなくてはなりません。

幸にも隣接のコインパーコイングが有りましたので、早速入庫しました。この界隈はコインパーキングが豊富にあります。このパーキングも近接敷地を段階的に駐車場に用途変更したようで、フェンスで区画された3つの駐車場で構成されていて、精算機は少し離れている場所に設置されていました。

外装はバルコニーの内部以外は全てタイル張りで、全体基調はライトブラウンのタイルにバルコニー下すりの外壁にはライトグレーのタイルでコーディネイトされていました。シックな装いという感じです。外壁には構造クラックやエフロレッセンスは認められず、長期修繕計画書に基づき適切にメンテナンスが行われていることがうかがえました。

さてエントランスホールからセキュリティを解錠して内部に入ります。対象の住宅は6階にあり、エレバーターにて6回まで上がり開放廊下を移動します。この開放廊下も外壁と同様に適切なメンテナンスが行われていることが認められました。

玄関ドアを解錠して内部に入ります。この住宅は築15年程度の経過ですが、現状のままでの引き渡しです。最近の中古マンションではフルリノベーションがとても多くなってきているので、今回のように現状渡しは珍しくなってきている印象を受けます。このケースでは個人間売買なのでリノベーションはしていないですが、再販業者の場合ではほぼリノベーションを実施して販売しています。

床面積は47㎡ほど、間取りは2LDKで部屋数では適合しています。給水系統・換気扇の風圧にも問題は有りません。今回の審査依頼では金利タイプBプランのSがご希望でしたので、要件の浴室手摺の設置状況が確認できました。これで全ての審査に適合することになりました。

フラット35と住宅ローン減税はセットで考えましょう

フラット35を利用する場合では必ず住宅ローンを組むことになります。
住宅ローンを組めば当然住宅ローン減税を利用すると思います。
でも待ってください!もしかしたらあなたの購入希望住宅は住宅ローン減税が使えないかも知れませんよ!

住宅ローン減税や登記費用減税が利用できるのは下記の場合に限られます。
①戸建の場合では築20年未満の住宅
②マンションの場合では築25年未満の住宅

上記を経過した住宅はそのままでは住宅ローン減税や登記費用減税が利用できないのです。
せっかく長期固定金利のフラットなのに、国が認めている住宅ローン減税が
使えないことになったら、大損をします。

まれに仲介会社の営業マンでも意外と優遇税制のことを知らないことがあります。
「耐震基準適合証明」を取得しないままに登記をしたら、後戻りできません。
泣きを見ないためにも、登記前に必ず「耐震基準適合証明」を取得しておきましょう。

「耐震基準適合証明」の効果はは住宅ローン控除だけではありません。
登記費用減税・不動産取得税・固定資産税減税・地震保険の保険料割引など多くのメリットがあります。

当事務所では、「フラット35適合証明」と併せて「耐震基準適合証明」も取り扱っております。

「耐震基準適合証明」は新耐震への適合を証明するものですが、旧耐震でも条件付で証明書の発行が可能です。
詳しくはお問い合わせください。



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